環境に沈着した事故由来の放射性セシウムからの$$gamma$$線に対する建物内の遮蔽効果及び線量低減効果の解析
Analyses of radiation shielding and dose reduction in buildings for $$gamma$$-rays emitted from radioactive cesium in environment discharged by a nuclear accident
古田 琢哉; 高橋 史明
Furuta, Takuya; Takahashi, Fumiaki
東京電力福島第一原子力発電所で平成23年3月に発生した事故により、放出された放射性セシウムは現在も環境中に残存し、空間線量を高めている。これまでの放射線防護対策では、空間線量率のモニタリング結果により、屋内外の滞在時間及び屋内の線量低減効果を考慮して、線量が推定されてきた。しかし、住民の帰還等の今後に重要となる対策では、個人の線量に着目する等のきめ細やかな線量評価が要求される。その中で、被ばく線量への重要な影響因子となる線量低減効果は、建物の特徴で大きく変化し、同一の建物内でも線量分布が生じる可能性がある。そこで、福島県内の建物の調査を行い、代表的な建物として住宅や多くの人々が集まる公共的な建物を27種類選定して、その用途を考慮して三次元体系でモデル化した。このモデルを用いて環境に沈着した放射性セシウムからの屋内の線量率を粒子・重イオン輸送計算コードPHITSにより計算し、建物による線量低源効果等を導出した。本分析で得られた結果は、福島住民の生活パターンに沿った線量推定において有用な知見を与えるものである。
Precise dose assessment requires the factors for each building. In addition, the data were based on researches for foreign buildings, which may be different from Japanese buildings. We therefore surveyed building trends in Fukushima and selected representative houses and buildings. 3-D models of the buildings were constructed and the radiation doses inside the buildings were calculated by PHITS to derive the effects of shielding and dose reduction by the buildings. The results provide us useful knowledge for dose assessment of residents in Fukushima area.
使用言語 : Japanese
報告書番号 : JAEA-Research 2014-003
ページ数 : 100 Pages
発行年月 : 2014/03
特許データ :
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キーワード : 福島第一原子力発電所事故; Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident
使用施設 :
広報プレスリリース : 放射性セシウムのガンマ線に対する各種建物内の線量低減を評価
論文解説記事
(成果普及情報誌)
: 放射性セシウムに対する建物内の線量低減を評価(建物モデルを用いた計算シミュレーションによる解析)[/]
受委託・共同研究相手機関 :
 
登録番号 : RS20140003
抄録集掲載番号 : 42000400
Accesses  (From Jun. 2, 2014)
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